星を探して

大切な人との楽しく幸せな日々、5羽の愛するオカメインコ、大好きなコスメなどについて綴ってます。詩も載せていましたが現在は書いていません。

リボン

あなたはその心に仕舞ってあるリボンで何を結ぶ?
たった一つ大事なものを
小さな箱にキレイにラッピングできるとしたら
わたしは何を結ぼう
そう心に使われないまま仕舞ってあったリボンで

いつからか運命の人にサヨナラしたつもりだった
わたしにはそんな人いない
わたしには愛は見向きもしてくれない
心に在る小さな箱は空っぽのままだと思っていた

自分でも気づかないうちに
曇り空が停留して不安に覆われていた
雲の隙間から覗くかすかな光
気づいていたけど
予測できない夕立に襲われること考えたら
傘を持ち合わせていないから 駆け出すことできなかった

あなたは眩しいくらいにまっすぐだから
きっとわたしを覆う曇り空には気づかなかった
けどあなたは太陽のようにこの心を抱きしめて
暗い空を蹴散らしてくれたの

わたしの手を掴んで離さないあなたのその手首に
使われないまま仕舞ってあったリボンを結びたい
たった一つだけ大事なものをキレイにラッピングできるとしたら
この心はもう見つけたから

たった一つ大事なものをリボンで結んだら
もう解けない ずっとこの心の奥に在るだけ
誰にも触れられないように
あなたへの想い閉じ込めたまま 何より大事にするから

もしもあなたとわたしのリボンがお揃いなら
あなたは大事なものを結ぶリボンを
わたしの首にその手で結んでくれるかな…?
耳元であなたの喉からこぼれる言葉を
はだけた胸元に流し込むように拾い集めながら
この首にリボンを結んでくれるあなたを空想してる

あなたと出会って
いつの間にか空っぽだった小さな箱には
大事なものが詰まってあった
二度と失くさないように
使われないままだったリボンで結んだら
眩しい光に向かって駆け出していた

灰色の雲で覆われていたこの心に
あなたの優しい笑顔が浮かんでいる
あなたがいてくれる それだけでわたしは何もいらない
特別なものは何も望まない
あなたという存在が一番の宝物だから

永遠とか絶対とか約束なんてものは
何も考えたくない
ただ今はあなたがこの手を掴んで離さない
それだけを見つめていたい
だからわたしはその手首にたった一つだけあるリボンを結びたいの

2人の心を光にかざして
確かめることができたなら
あなたはその手でこの首にリボンを結んで
わたしをずっと捕まえていて
あなたとなら光に向かって歩いていけそうな
そんな予感がしている

そうねわたしの予感はいつも当てにならない
ただ一つだけ願うの この心にどんな時も
あなたの優しい笑顔が浮かんでいますようにと

だからわたしは決めたよ
たった一つだけ大事なものを結ぶもの
あなたという光を小さな箱に閉じ込めて
ずっと使うことのなかったリボンで結びたい

今はただ あなたが持つリボンが
わたしのリボンとお揃いだといいなと思うの
あなたの眩しすぎる笑顔で
余計なものは何も見えないままでいい
キレイにラッピングした小さな箱のリボンはもう解かない
この心の奥にただ置いておきたい

一つだけ望んでもいいとしたら
あなただけが持つリボンをこの首に結んで欲しい
その優しい手で 永遠に解けないように

 

2017.8.3