星を探して

大切な人との楽しく幸せな日々、5羽の愛するオカメインコ、大好きなコスメなどについて綴ってます。詩も載せていましたが現在は書いていません。

青い鳥の条件

何百年も昔に鍵をかけられた時から
わたしは籠の中の鳥 ただあなたを見つめて

まだ目が開ききらないうちに 
突風にさらされたみたいに空に放り出された
どこに向かって どう飛べばいいのか
何を目指して どこに降り立てばいいのか わからずに
何も見えない空で迷い鳥になっていた

満たされない想い掲げて 空を見上げていた人
銀細工の鳥籠は寂しげに 扉を開け放したまま
青い鳥が帰ってくるのを待って

わずかながら目指したいもの見つけ 向かい始めたわたしを
また嵐に遭うみたいに 容赦なくあなたは捕まえた

あなたの手の中包まれて目が覚めた その瞳を見上げた瞬間
この心が波打つのを抑えられなかった
失くしたものが戻ってきたかのように
心の奥深くで呼び覚まされる記憶
止まっていた時間が再び流れ出して

ただの籠の中の鳥じゃない
あなたに見つめられて 自分のほんとうの姿を想い出したの
あなたがずっと幸福でいる その条件の下でなら
わたしは捕まえられたままでいい
これ以上に息つける場所なんてないから…
そうあなただけの青い鳥だった

いくつもの樹はあった
心の置き場所だけ いつも見当たらなくて 宙ぶらりんでいた
ほんとうに羽を休められる場所を求めて
自由すぎる空で自分の姿さえ霞んでしまいそうだった
なんの為にこの羽は青いのか ひたすら探してあてもなく飛んでいたけど
羽ばたくだけじゃない この足を着きたかったの
あなたに見つけられて
霧が晴れていくみたいにすべてが心に映し出される

止まり木のない空に迷っていた青い鳥は
自分自身の幸せというものを問い続けていた

あなたにまっすぐに見つめられて 初めて地に足が着くこと知った
ほかのすべてを羽に閉じても
あなたの為に生きたい そう誓ったんだよ
やっと自分自身の心に 答えを見出したの

何度生まれ変わっても あなたはわたしを捕まえて
何度でもわたしは青い鳥になる
2人がずっと笑っていられる その条件の下でなら
捕まえられたままがいい
永遠の鳥籠の中 あなただけの幸福の青い鳥でいたいから
その手で何度でも捕まえて
鍵をかけられたままの 籠の中の鳥でいいの
あなたの傍で時間さえ超えて微笑んでいられるなら

 

2011.2.16